背筋の全作品まとめ【2026年版】どれから読む?『近畿地方のある場所について』作者のおすすめガイド

背筋 選書ガイド

※本記事はAIを活用して作成し、管理人が内容を確認・編集しています。

本棚の住人、Konohaです。

先日、背筋さんの短編2作『目が』『口に関するアンケート』の感想記事を書きましたが、そのときに「背筋さんという作家について」の紹介は、いずれ全作品まとめ記事でしっかり書きますとお伝えしていました。今回はその約束通り、デビュー作『近畿地方のある場所について』から最新のコミカライズ・アンソロジー寄稿まで、背筋さんの作品を一気にまとめてご紹介します。

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背筋 キャリア年表

キャリア年表
  • 2023年08月
    近畿地方のある場所について(デビュー作/『このホラーがすごい!2024年版』国内編第1位)

    評価:★★★★☆ モキュメンタリー形式で発表され、SNSで大きな話題を呼んだ代表作(文庫版で読了)

  • 2024年09月

    気になる度:●●● オカルトYouTuberのファンブック企画を追う2作目の長編

  • 2024年09月

    評価:★★★★☆ 肝試しの証言インタビュー形式で展開する短編

  • ラベル

    評価:★★★☆☆ 霊感テストから始まる、視線をモチーフにした短編

※「評価」は読了済み作品のみ、「気になる度」は積読・未読作品への注目度の目安です。


まずはこの1冊から

背筋さんの作品が初めての方は、まずデビュー作『近畿地方のある場所について』から読んでみてください。新人のデビュー作としては異例の累計25万部を突破し、『このホラーがすごい!2024年版』国内編第1位に輝いた実力は伊達ではありません。迷ったらこの1冊だけ読めば、背筋さんの持ち味が一通り味わえるはずです。


背筋という作家

背筋さんは2023年、小説投稿サイト「カクヨム」に連載していた作品をまとめた『近畿地方のある場所について』でデビューしました。この作品が新人のデビュー作としては異例の累計25万部を突破し、『このホラーがすごい!2024年版』(宝島社)国内編で第1位を獲得しています(出典:背筋|著者プロフィール|新潮社)。

小説以外にも活動の幅は広く、ホラーゲーム『まだ猫は逃げますか?』のシナリオも担当しています(出典:同上)。

2024年に刊行された『穢れた聖地巡礼について』についてのインタビューでは、「幽霊なんているはずない」「いや、いるかもしれない」「どっちでもいい」という相反する3つのホラー観を、登場人物それぞれに振り分けて書いたと語っています。また、デビュー作のモキュメンタリー形式について「モキュメンタリーを書くぞと思っていたわけではなく、器として自然に行き着いた」とも話しており、作品ごとに手法を変えていく作家であることがうかがえます(出典:大人気ホラー『近畿地方のある場所について』背筋さんに、2冊の新作についてインタビュー|ダ・ヴィンチWeb)。


2026年の新刊情報

2026年は、新作短編に加えてコミカライズ・アンソロジー寄稿を含めると実に10作品に関わっており、まさに旬の作家という勢いです。

新刊情報

特に『呪いの☒☒』収録の「劣化コピー」は、以前アンソロジー全体をレビューした記事でも紹介しているので、あわせてどうぞ。

呪いの☒☒|ホラー作家6人が競作した「呪い」アンソロジーレビュー


主要作品

近畿地方のある場所について(2023年)

私、小澤雄也は本書の編集を手掛けた人間だ。収録されているテキストは、様々な媒体から抜粋したものであり、その全てが「近畿地方のある場所」に関連している。なぜこのようなものを発表するに至ったのか。その背景には、私の極私的な事情が絡んでいる……

ネット上の記事や書き込み、証言などを集めた体裁で、正体不明の「近畿地方のある場所」の謎に迫っていくモキュメンタリーホラーです。今回ご紹介した『目が』『口に関するアンケート』にも共通する「証言・記録を積み重ねて真相に迫る」というスタイルは、このデビュー作からの一貫した持ち味なのだと感じました。

こんな方におすすめ: モキュメンタリー・実録風のホラーが初めての方に。話題作から入りたい方にも。

読み終えたあと、断片的な情報がじわじわと繋がっていく感覚に、素直に引き込まれました。


穢れた聖地巡礼について(2024年)

フリー編集者の小林が出版社に持ち込んだのは、心霊スポット突撃系YouTuberチャンイケこと、池田の『オカルトヤンキーch』のファンブック企画だった。しかし、書籍化企画を通すには『オカルトヤンキーch』のチャンネル登録者数は心許ない。企画内容で勝負するべく、過去に動画で取り上げた心霊スポットの追加取材を行うことに。池田と小林はネットなどで集めた情報をもとに、読者が喜びそうな考察をでっちあげていく……

心霊スポット系YouTuberとその企画に付き合う編集者を中心に進む、デビュー作とはまた違うアプローチのホラーです。前述のインタビューで語られていた「幽霊なんているはずない」「いや、いるかもしれない」「どっちでもいい」という相反する3つの価値観が、登場人物それぞれに振り分けられているという構成にも興味を惹かれています。

こんな方におすすめ: デビュー作を読んで気に入った方、オカルトYouTuberものの設定が好きな方に。

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目が/口に関するアンケート(2024年・2026年)

短編2作『目が』『口に関するアンケート』については、以前ネタバレなしの感想記事で詳しくレビューしています。証言・インタビュー形式で少しずつ真相に迫っていく構成の魅力を、ぜひこちらでチェックしてみてください。

証言が全部繋がった瞬間にゾクッ!背筋『目が』『口に関するアンケート』感想レビュー【ネタバレなし】

『近畿地方のある場所について』で「このホラーがすごい!2024年版」国内1位を獲得した背筋さんの短編2作『目が』『口に関するアンケート』を読みました。霊感テストや肝試しの証言・インタビューという体裁で語られる怪異が、終盤で思わぬ繋がりを見せる構成に注目しています。ネタバレなしで感想をまとめます。

こんな方におすすめ: 短時間でさっくり読めるホラーを探している方、ホラー入門の1冊目を探している方に。


コミカライズ情報

背筋さんの小説は、複数の作品がコミカライズされています。

  • 近畿地方のある場所について(全3巻):デビュー作のコミカライズ。作画は碓井ツカサさん。2024年7月に1巻が刊行され、2026年3月の3巻で完結
  • 穢れた聖地巡礼について(既刊2巻):作画は桃井ゆづきさん。2025年8月に1巻、2026年3月に2巻が刊行
  • 口に関するアンケート:短編のコミカライズ。作画は押見修造さん、2026年8月に集英社・ジャンプコミックスから刊行
  • キルレート・カオス(1):既存作の漫画化ではなく、背筋さん原作の完全新作アクションホラー漫画。小学館コロコロコミックスより2026年4月刊行

小説とはまた違う読み口で作品世界に触れられるので、漫画から入ってみるのも一つの手だと思います。


アンソロジー寄稿

背筋さんは、複数のホラーアンソロジーにも短編を寄稿しています。

  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー(角川ホラー文庫、2024年12月/有栖川有栖さん・北沢陶さん・櫛木理宇さんらと競作)
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ(文春文庫、2025年8月/澤村伊智さん・梨さんらと競作)
  • ●●にいたる病(講談社、2025年9月/我孫子武丸さんデビュー35周年記念アンソロジー、「怪談にいたる病」収録)
  • グランドホテル 極(光文社文庫「異形コレクション」第59巻、2026年1月)
  • 最恐ホラー 呪われた図書館(講談社、2026年2月/平山夢明さんとの共著、テーマ「図書館」)
  • 呪いの☒☒(幻冬舎文庫、2026年4月/「劣化コピー」収録。当ブログでもレビュー済み)
  • その他の危険(新潮文庫nex、2026年7月/斜線堂有紀さん・梨さんらと競作)
  • この恋が叶ったら、きっと死んでしまう(PHP文芸文庫、2026年8月/神永学さんらとのホラー×恋愛アンソロジー)

これだけの数のアンソロジーに声がかかっていることからも、ホラー業界内での評価の高さがうかがえます。


よくある質問

Q
背筋さんは何冊出版していますか?
A

長編2冊(『近畿地方のある場所について』『穢れた聖地巡礼について』)、短編2作(『目が』『口に関するアンケート』)に加えて、コミカライズ版やアンソロジー寄稿を含めると2026年時点で10作品以上に関わっています。2023年デビューということを考えると、非常にハイペースな作家さんです。

Q
最初に読むならどれがおすすめですか?
A

デビュー作『近畿地方のある場所について』が断然おすすめです。累計25万部・「このホラーがすごい!2024年版」国内編第1位という実績も納得の完成度でした。

Q
シリーズ作品はありますか?
A

いわゆる連作シリーズはまだなく、長編・短編ともにそれぞれ独立した作品です。ただし「証言・記録を積み重ねて真相に迫る」というスタイルはどの作品にも共通しているので、1作読んで気に入れば他の作品も抵抗なく読み進められると思います。

Q
ホラー初心者でも読めますか?
A

はい。特に『目が』『口に関するアンケート』はどちらも30〜40ページほどとボリュームが軽いので、ホラーを読み慣れていない方の入門としても手に取りやすいと思います。


まとめ:読者タイプ別おすすめ

こんな方におすすめの1冊
背筋さんが初めての方近畿地方のある場所について
短時間でさっくり読みたい方目が/口に関するアンケート
デビュー作を読んで気に入った方穢れた聖地巡礼について
漫画から入りたい方コミカライズ版『近畿地方のある場所について』

2023年のデビューからわずか数年で、長編・短編・コミカライズ・アンソロジー寄稿と幅広く手がける作家になった背筋さん。2026年も新作が続々と刊行されていて、今後の動きからも目が離せません。まだ読んでいない『穢れた聖地巡礼について』も、近いうちに読み進めていきたいと思います。

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